人とモノとの出会いに感謝して日々を楽しむ
酒豪なアラフォーのトモヒコスこと佐藤智彦。
ボクの人生を支える愛するモノと音楽とともに
マイペース&セルフィッシュに語る人生の戯言集。
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chanson illusionist
今、いちばん観たい映画。


ハリウッドの話題作からミニシアター作品まで
ジャンルを問わずの映画好きなボクですが、
先日衝撃的な予告編を目にしました。

それが3月26日にtoho cinemas六本木ヒルズ他で
公開予定の映画
《イリュージョニスト(l'illusionniste)》です。

英仏共同で製作されたアニメ作品である本作、
まずはその予告編をこちらからご覧ください。

不覚にも目頭を熱くしてしまったボクですが、
1959年を舞台にしたというレトロで哀感漂う
美しい映像に魅了されました。

そして予告編でも効果的に使われているテーマ
"chanson illusionist"や、バグパイプの音色が切ない
"london iona"に涙を誘われました。

実はこの予告編を観るまでボクは
この映画について何も知らなかったのですが、
《ぼくの伯父さん》で有名なフランスの喜劇王
jacques tati(ジャック・タチ)さんが
1950年代後半に執筆した脚本が原作なんですね。

時代遅れである年老いたマジシャンと
言葉の通じない少女との交流。
タチ版《ライムライト》とも呼べそうな作品ですが、
生前タチさんは映画化を断念したそうです。

その作品を主人公=タチさんとして作品化したのが
名作アニメーション《ベルヴィル・ランデブー》
多くの話題をさらい、タチさんを愛して止まない
sylvain chomet(シルヴァン・ショメ)さん。

ショメさんは監督だけでなく音楽も手掛けているのですが、
その音楽も出色です!

50年代のピアフ風シャンソンから、ライトなジャズ、
明るく切ないインストゥルメンタル。
派手さはありませんが素晴らしいサントラです。
ボクは予告編を観て早速cdを手に入れてしまいました。

また、時代の寵児となりつつあったビートルズを意識した
"the britoons"なる劇中バンドのロックンロールナンバーも
いい味を出しています。

さて、ボクの気になって止まない《イリュージョニスト》、
日本では三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー提供作品として
上映されることになったようです。
同館では3月2日から《イリュージョニスト展》なる
イベントも開催されるようです。

80分足らずの作品で台詞もほとんどないようですし、
今時非常に地味な作品かも知れません。
アカデミー賞にもノミネートされていますが、
きっとアメリカらしい作品が受賞することでしょう。

ですが、こうした大人向けのアニメ作品が
作られているということ自体が
一つの奇跡と呼べるかもしれません。

既にベルリンやトロント、エジンバラといった
各地での映画祭で大絶賛された本作、
ミニシアターでなく六本木ヒルズで公開というのも
期待が高まります。

待ち遠しい!


◆映画《イリュージョニスト》の
日本版オフィシャルサイトはこちら

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《本日の一曲》
■sylvain chomet & the britoons (ost) 
/ "the illusionist"より1曲目"chanson illusionist"。

サウンドトラックの名門milanからリリースされている
映画《イリュージョニスト》より、予告編でも使われた
50年代の薫り漂うオリジナルシャンソンナンバーを。

*cdや収録曲は英語表記の"the illusionist"に準ず。
フランス版映画タイトルは仏語の"l'illushionniste"。
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ノスタルジーな、
奇跡という名のイリュージン
トモヒコス

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