人とモノとの出会いに感謝して日々を楽しむ
酒豪なアラフォーのトモヒコスこと佐藤智彦。
ボクの人生を支える愛するモノと音楽とともに
マイペース&セルフィッシュに語る人生の戯言集。
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la javanaise(映画《ゲンスブールと女たち》鑑賞記)
セルジュ・ゲンスブール激動の人生が
スクリーンに蘇る映画《ゲンスブールと女たち》。



ボクにとって神様とも呼べる
フランスの歴史に残る偉大なアーティスト
serge gainsbourg(セルジュ・ゲンスブール)。

作曲家であり、作詞家、歌手
そして映画監督や俳優でもある
類い稀な才能の持ち主。

62歳でこの世を去った彼の訃報が舞い込んできたのは、
ボクが母や姉たちと伊豆の旅行に行っていた
1991年3月のこと。

今でもはっきりと覚えているのは、
あの時一つの時代が終わったのだということ。

そんな彼の人生を、彼の人生を変えるきっかけとなった
女性たちとの物語を核に描いた映画
《ゲンスブールと女たち》が
日本でも昨日から公開になりました。

あれから20年、メモリアルイヤーに登場した、
ゲンスブールの破天荒でありながらも華麗な人生を描いた作品。

帝政ロシアから亡命したユダヤ人の家に生まれ、
自らの醜さにコンプレックスを抱きつつも
その才能に世界が、そして女性たちが
愛さずにはいられなかった男、ゲンスブール。

ところでボクがこの映画を知ったのは、
ピアノを弾くゲンズブールと、ピアノの上に座って
両足を彼の肩に載せるベベの写真を使った同映画のチラシ。

最初この映画は過去の映像を使った
ドキュメンタリー作品だと思いました。
それほど役者たちがあまりにも本人たちに
そっくりなのです!

特にゲンスブールを演じたエリック・エルモスニーノは
まさにゲンスブールが乗り移ったとしか思えないほど
完璧な演技っぷりでした。

ゲンスブールが曲を提供した女性たちはjuliette greco
(ジュリエット・グレコ)、france gal(フランス・ギャル)、
bb(ベベ)ことbrigitte bardot(ブリジット・バルドー)、
そして妻であり、離婚後も永遠のパートナーであった
jane birkin(ジェーン・バーキン)などフランスを代表する
歌手や女優ばかり。

そんな女性たちを演じた役者たちは、
みな本人ではないかと疑うほどの存在感。
しかもゲンスブールの名曲をみな自身によって
歌っているのです!

特に印象的だったのは"baby pop"を歌う
フランス・ギャルのお上手っぷり(!)まで
あまりにもそっくりだったこと。

まぁ、そんな点は本筋から逸れてしまうかも知れませんが、
ボクにとっては映画として期待以上の作品でした。

特にゲンスブールがたびたび取り上げる
自身の別人格であるgainsbarre(ゲンスバール)を
基にしたと思われる着ぐるみの分身が
常に自分につきまとうという設定も斬新でした。

もちろん馴染みのある音楽が全編に亘って使われていて、
ゲンスブールの音楽に思い入れのあるボクにとっては
感極まって涙がちょちょ切れる場面も。

決して万人向きと言える作品ではないでしょうが、
フランスの音楽を語る上で決して外すことの出来ない
歴史的な「物語」を目撃出来るまたとないチャンス。
ぜひ劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

今再びゲンスブールに対するボクの尊敬と憧れが
静かに目を覚ましました。


◆映画《ゲンスブールと女たち》の公式webはこちら


■我が家の家宝、ゲンスブールの9枚組cdボックスと
そのベストと呼ぶべき2枚組cd(どちらも廃盤)。


■同様に昔取った杵柄?的なボクの財産、
バーキンやベベ、フランス・ギャル、
そしてフランスを代表する7人の女優のcdボックス。
ゲンスブールと縁のある作品が大半を占めています。
(すべて廃盤)


■今回の映画サントラ版は出演者自ら歌っています。


ポスターも販売されているんですね、カッコイイ!


■今年3月にリリースされた、豪華ブックレット付きの
20枚組ゲンスブール全曲集(欲しい!)。

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《本日の一曲》

■serge gainsbourg / "gainsbourg et ses muses"より
disc1の11曲目"la javanaise"。

youtubeで観る同曲の映像はこちら
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※"gainsbourg"はゲンズブール、ゲーンスブール、ゲーンズブールなど
表記が多種あり、フランス人によっても発音が違うようです。
ボクは映画《ゲンスブールと女たち》にちなんで「ゲンスブール」と
表記します。

あれから20年、色褪せない才能が
今色鮮やかに蘇って。
トモヒコス

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